楽器も人声も、自然に、生々しく再生する。
日本の紙加工技術で実現した新しい高音質スピーカー。
紙で実現した理想の高音質
紙は優れた音の減衰特性を持ち、不自然な響きを出しません。そのため紙はスピーカーの振動板の材料として長く使われてきました。
KoalaA-1においてはスピーカーの本体の構造部も含めて紙で作るという非常に大胆な設計を行い、自然で生々しい音を出すことを実現しています。
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高音質を実現する数々のテクノロジーを搭載
「自然で生々しい音を」。音質設計の理想点です。
Koala A-1ではこれを実現するため、高性能アンプλ RelalitySDをはじめとして、各所に様々なテクノロジーが搭載されています。
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紙ならではの佇まい
日々そばにあるスピーカーは一つの家具であると考えています。
KoalaA-1では灰色を基調としたモダンデザインを採用しました。紙の素朴な手触りを感じさせる見た目には、様々な場所に溶け込み、質素で上質な暮らしを演じてくれるよう思いを込めました。
自宅はもちろんのこと、オフィス、待合室など様々な場所に置いて使うことができます。
資源の有効利用
できる限り資源を有効利用した製品としたい。その思いをKoalaA-1にのせました。
本体の大部分が紙で作られている上に、その紙は95%が古紙でできています。私達の使った紙が巡り巡ってKoalaA-1になって戻ってきているかもしれません。
強くかたい、紙のキャビネット。高音質。
紙で強くて大きなスピーカーのキャビネットを製作するのは難しいことでした。
一般的な生産工程では対応が難しかったため、レーザー加工技術と職人の手作業を綿密に組み合わせた新しい生産工程をマルタ工業(岐阜)と新たに開発しました。
米田オーディオのスピーカー開発のノウハウと、マルタ工業の多岐に渡る高品質な紙製品の企画・製造で培った高い技術力が合わさってKoala A-1が誕生しました。
マルタ工業 第一工場作業風景
誰でも使える。
オーディオファンに応える高い拡張性も。
使い方はBluetoothスピーカーと同じ。
有線の音声入力も可。
KoalaA-1はいわゆるBluetoothスピーカー同じく、内部にアンプを搭載しており、スマートフォンとUSB電源(Type-C)があればすぐに使えます。高音質を誰もが簡単に体験することができます。
また、有線入力にも対応し、お手持ちのCDプレーヤーやDAC端末の再生環境としてもご使用できます。
こだわりのセッティングにも対応
音質への探究心の強いオーディオファンの方のために、外部アンプ入力端子の搭載をしました。
スイッチ操作ひとつで内部アンプ動作モードから外部アンプ動作モードでの使用に切り替えることができます。
半導体アンプ、真空管アンプなど様々なオーディオ機器と組み合わせることで自分ならではの音を追求することが可能になります。
"紙"がスピーカーの材質として優れている理由
スピーカーのキャビネットとして理想的な材質は、余分な振動が収まる特性があるものです。
木や金属といった一般的なスピーカーのキャビネットとして使われている材質と比べると紙は理想により近い特性を持っています。
KoalaA-1では紙をキャビネット部に全面採用することで雑味の少ない自然で生々しい音を実現しています。
※内部損失:材料自体振動の収まりやすさを示します。この値が高いほど余分な響きの少ない自然な音になります。
素材の音響的性質の違いは叩いた際に分かります。金属を叩けばチーンという響きが、良質な木材を叩くとコーンという響きが聞こえます。一方で紙はというと叩いてもあまり響きが聞こえません。
楽器であればこういった固有の響きは音色として人を心地よくしますが、ことスピーカーではこれは余分な響きとして聞こえてしまうことがあります。例えばスピーカーが鉄琴の音を再生しようとして、木製キャビネットが木の響きを出してしまった場合、これは意図しない音の混ざりになってしまいます。
スピーカーにおいては固有の響きを加えないということが基本的には大事であり、紙素材はスピーカーのキャビネットの材質として向いているといえます。
KoalaA-1には構造計算を駆使し紙の特性が生きた最適な設計がされています。大きな音からどんなに小さな囁きも、曇りなくレスポンス良い音を感じていただけます。
シミュレーションによる設計の様子(注:音の回折効果の見積もりを示しており、上記のグラフはスピーカーの周波数特性を示している訳ではありません)
高音質を実現する数々のテクノロジー
高音質スピーカーユニット
音質の要であるスピーカーユニットには、国内外100以上の候補から選定を経たものを採用しています。選定されたフォスター電機社製のスピーカーユニットは強力な磁気回路による極めてレスポンスが良い上質な音を特徴とし、特に人の声の表現は鳥肌が立つほど美しく、他の追従を許しません。
KoalaA-1の本体に採用することで自然で生々しい音を出すスピーカーシステムとして完成させることができました。
KoalaA-1に採用されたフォスター電機製のスピーカーユニット
高性能アンプ λ Reality SD搭載
専用開発のアンプλ RealitySDを搭載しています。広帯域で応答性能に優れた回路の採用を特徴としています。音圧・位相補償回路を搭載し、アンプ・スピーカーを一つのシステムとしてみなし、トータルで優れた音質となるよう設計されています。
また、大容量電源コンデンサ、Bluetooth受信用の高性能DACをはじめとして質の高いキーパーツが採用されており、パワフルでリニア、曇りない音質を実現しています。
Bluetoothで届くデジタル信号を高精度なアナログ信号に変換するBurr-Brown製高性能DAC
試聴を重ねて選定された高音質コンデンサ
上質な低音を実現するダブルバスレフ構造
内部は二段の低音増強構造になっており、驚くような上質な低音を実現しています。通常この増強構造はユニットの駆動力の問題で一段で設計されますが、KoalaA-1ではレスポンスの良いスピーカーユニットを採用することで二段設計が可能になりました。再生可能な低音は約45Hzと十分な音域を確保しており、また音離れが良いのも特長です。
KoalaA-1を使えば、出来の良いスピーカーでも表現の難しいウッドベースの音を十分に、空気感をも一緒に楽しむことができます。
圧倒的な臨場感をもたらす点音源設計
映画館では臨場感が溢れる音を聞くことができます。どの方向から何が鳴っているかを観客に伝えることができます。これは様々な場所に取り付けられたスピーカーから別々の音を出すことで実現しています。しかしながら自宅で同じことをしようとするとやはり何台もスピーカーを設置することになり、導入の難易度が高いものになります。
実は臨場感を出すにはもう一つのアプローチがあります。それはスピーカーの「点音源」化です。なるべく狭い面積から音が出るようにすることで2本のスピーカーでもステレオ感を最大化することができます。 KoalaA-1ではスピーカーユニットの取り付け面をなるべく狭くし、可能な限り「点」に近い状態で音が出るようになっています。さらに紙の加工性の良さを活かし、端面にはラウンドをつけており、回折による音への悪影響を排除しています。
この設計上の「点音源」化の工夫により、再生される楽器音は位置がきっちりと定まった、ありありとしたライブ感のあるスピーカーになっています。優れた音源と一緒に使うことで、トライアングルの小さな点から鳴る様子が、感覚にして数cm単位の位置として分かるほどです。
音楽鑑賞:充実した音楽体験を
イヤホンでも音楽は聞けますがKoalaA-1を使えばもっと自然な音を聞くことができます。
リアリティをもって音楽が目の前に現れ、素晴らしい音楽体験をすることができます。忙しい日々にこのような音楽体験があれば生き生きと過ごすことができるでしょう。
映画鑑賞:テレビ/プロジェクターと一緒に
点音源設計によりステレオ感が最大化された臨場感のある音を楽しむことができます。
観る人を一気に映画の世界の中に取り込みます。また、人の声の表現に秀でたスピーカーユニットを採用しているため映画のセリフは息遣いまで感じることができます。まさに映画を楽しむためのスピーカーとして最適です。
移動が容易:家の中であちこちと
紙で出来ているから重量も3kg以下/台と軽量です。そのため移動が容易で設置場所を気軽に移すことができます。
普段はリビングに置き、リモートワークのときには自室に移して使うということも容易です。
また、USBType-C(PD)に対応したモバイルバッテリーを使うことで、従来本格的なスピーカーを置くことができなかった場所にも設置することができます。
ベランダ、庭はもちろんアウトドアに持ち出すことも可能です。
例えば、縁側において庭を見ながら音楽を聞きながらゆったりとした時間を送りたいと思ったとき、KoalaA-1ならその願いを叶えてくれることでしょう。
さあ、新しい音楽体験を。
クラウドファンディングで予約販売受付中
受付期間:2022年10月27日~12月22日
→GREEN FUNDINGのみ23年1月29日まで延長受付中
本クラウドファンディング(※) は、GREEN FUNDING(株式会社ワンモア、CCC(TSUTAYA)グループ)、Kibidango(きびだんご株式会社)の両プラットフォームの共同開催です。
※クラウドファンディングとは?
新しい製品やサービスを作るため、プロジェクトを支援してくれる人をWebを中心に広く募る仕組みです。支援者には支援金額に応じて、そのプロジェクトを通して作られる製品やサービスが返礼品としてお届けされます。
本プロジェクトの場合、支援受付開始後に、新しい高音質スピーカーKoalaA-1が返礼品として選択できるようになります。ファンディング達成後に設計、生産準備に入るため納期が長くなってしまうのですが、これまでにない新しいものをいち早く入手できるメリットがあります。
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米田オーディオについて
工房的な発想で少量でも質の高い音を実現し、個々人のライフスタイルに合ったスピーカーを製作するコニー電子合同会社のブランドです。
元々は麻布学園の2007年の学園祭企画として旗揚げされ、「A&Vフェスタ2008(日本オーディオ協会主催)」のスピーカーコンテストにて最年少で審査員賞を受賞。東京工業大学でのサークル活動を経て、社会人になった今に至るまで脈々と製作が続けられてきました。2022年に15周年を迎えました。